「子ども」に関する疑問
4 件の疑問が 見つかりました。
プロバイオティクスは、子どもの感染症(かぜ・下痢)を防ぐ?
ある種のプロバイオティクスは、子どもの下痢が続く期間を短くしたり、かぜや下痢の回数を減らしたりする可能性が、ランダム化比較試験やそのまとめで示されています。ただし効果は大きくなく、使う菌の種類によって結果が異なり、呼吸器の感染(かぜ)では効果がはっきりしない研究もあります。万能の予防法ではないため、使う前に医師に相談してください。
受動喫煙は、子どもの中耳炎や呼吸器の病気と関係する?
受動喫煙は、子どもの中耳炎に関係する要因の一つとして広く扱われています。ただし、ここで紹介した研究は観察研究が中心で、はっきりした関連を示すものと、関連が見られないものが混在しており、確実性は高くありません。子どもや妊婦のいる場では、念のため分煙・禁煙が勧められます。
ビタミンAの補充は、子どもの健康(感染症・死亡リスク)と関係する?
ビタミンAが不足すると、子どもは感染症にかかりやすくなる可能性があり、不足が多い国ではビタミンAを補うことで病気や死亡を減らせると考えられています。ただしこうした効果は、もともとビタミンAが足りない地域の子どもで主にみられるもので、栄養状態の良い日本の子どもにそのまま当てはまるとは限りません。日本では軽度の不足が低年齢の一部の子でみられることはあっても、健康な子どもに一律でビタミンAを足すことの利点ははっきりしていません。とりすぎは害になることもあり、自己判断で補わず、心配なときは専門家に相談してください。
亜鉛の補充は、子どもの成長や下痢によい?
下痢のときに亜鉛を補うと、下痢の続く時間や重さがやや軽くなる傾向が、多くのランダム化比較試験をまとめた解析で示されています。ただしこうした効果は、亜鉛が不足しがちな低・中所得国の子どもで主に確かめられたもので、栄養状態の良い日本の子どもにそのまま当てはまるとは限りません。成長(身長・体重)への効果ははっきりせず、研究によって結果が分かれています。亜鉛のとりすぎは吐き気などを起こすことがあり、自己判断で補わず、心配なときは専門家に相談してください。