メタアナリシス

早産児の母乳育児確立期における哺乳びん使用を避けることの効果:コクランレビュー

Avoidance of bottles during the establishment of breast feeds in preterm infants

どんな研究?

01 — Summary

早産児1,152人を対象とした7件のRCTをまとめたコクランレビューで、母乳育児を確立する時期に哺乳びんではなくカップや胃管を使うことの影響を検討しました。哺乳びんを使わないことで退院時および退院後3・6か月時点での完全母乳育児率が向上する可能性が示されました。主な証拠はカップ授乳に関するものです。

要点

02 — Key points
  • 01哺乳びんを避けることで退院時の完全母乳育児率が向上する可能性(RR=1.47、低確実性)
  • 02退院後3か月・6か月でも完全母乳育児率が高い傾向(中〜低確実性)
  • 03入院期間や感染エピソードには有意な差はみられなかった
読むときの注意 / Limitations

多くの研究でサンプル数が小さく脱落バイアスのリスクがある。カップ授乳が主な介入で、他の方法のエビデンスは限られる。日本の早産児ケアの環境への直接適用には注意が必要。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
メタアナリシス複数の研究をまとめて分析。最も信頼性が高いとされる。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
システマティックレビュー・メタアナリシス
エビデンス強度
メタアナリシス
掲載誌
Cochrane Database of Systematic Reviews
発表年
2016
DOI
10.1002/14651858.cd005252.pub4
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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