総説・その他

吃音のある就学前の子への、オンライン・グループでの間接的支援の効果

Online indirect group treatment for preschool children who stutter-Effects on stuttering severity and the impact of stuttering on child and parents.

どんな研究?

01 — Summary

吃音のある就学前の子ども(3〜4歳)の保護者を対象に、オンラインのグループ形式で行う間接的な支援を試した小さな研究です。子どもに直接練習させるのではなく、保護者が吃音について学び、家庭での接し方や支え方を身につけることをねらいとしています。週1回のオンライン講座を6回、その後15週間の家庭での実践を行いました。参加した5家族では、保護者の知識や対応への自信が高まり、吃音が子どもや家族に与える負担がやわらぐ傾向や、吃音の程度が軽くなる傾向が見られました。変化の大きさは家庭ごとに差がありました。

要点

02 — Key points
  • 01保護者がオンラインのグループで吃音を学び、家庭での接し方を身につける間接的な支援を試した
  • 02対象は3〜4歳で12か月以上吃音が続いていた5家族と、ごく少人数
  • 03保護者の知識や、対応への自信が高まった
  • 04吃音が子ども・家族に与える負担がやわらぐ傾向や、吃音の程度が軽くなる傾向が見られた
  • 05オンライン形式は、通院が難しい家庭にとって利用しやすい選択肢になりうる
読むときの注意 / Limitations

参加はわずか5家族で、比較する対照群のない単一事例の積み重ね(シングルケース)の研究です。結果の多くは保護者の主観的な評価にもとづき、効果がどの程度期待できるかは確かではありません。少人数のため一般化はできず、より規模の大きい検証が必要です。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
総説・その他意見や解説など。研究データそのものではない場合がある。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
単一事例研究(シングルケースデザイン、5家族)
エビデンス強度
総説・その他
掲載誌
International journal of language & communication disorders
発表年
2025
DOI
10.1111/1460-6984.70008
出典
Europe PMC

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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