コホート研究

妊娠中の母親の葉酸値と乳幼児期の熱性けいれんの関連:エコチル調査

Association between maternal folate levels and febrile seizures in early childhood from the Japan Environment and Children's Study.

どんな研究?

01 — Summary

エコチル調査の約9万2千件のデータを分析したところ、妊娠後期の母親の葉酸値が最も高いグループでは、生後12か月までの熱性けいれん発症率が低い傾向がありました(オッズ比0.71)。一方、25〜36か月ではやや高い傾向がみられ(オッズ比1.18)、高い葉酸値が発症を遅らせる可能性が示唆されました。

要点

02 — Key points
  • 01妊娠後期の葉酸値が最高群では生後12か月以内の熱性けいれんが31%少なかった(OR 0.71)
  • 0225〜36か月では逆に高葉酸群で熱性けいれんがわずかに多かった(OR 1.18)
  • 03高い葉酸値が熱性けいれんの初発を遅らせる可能性が示唆された
読むときの注意 / Limitations

観察研究であり因果関係を示すものではない。葉酸が高い群の他の特性(食事の質など)の影響が残る可能性がある。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
コホート研究多くの人を追跡する観察研究。因果関係の証明は限定的。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
前向きコホート研究
エビデンス強度
コホート研究
掲載誌
Scientific Reports
発表年
2025
DOI
10.1038/s41598-025-04208-9
出典
Europe PMC

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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