「成長」に関する疑問
9 件の疑問が 見つかりました。
手づかみ離乳(赤ちゃん主導の離乳食・BLW)は、ふつうの離乳食と比べてどう?
成長や体重の増え方はふつうのスプーン離乳と大きく変わらないとみられ、食べる食品の幅が広がる可能性はありますが、自己流では鉄が不足したり窒息のリスクが心配されるため、鉄の多い食材や食べやすい形・見守りなどの工夫が前提です。
赤ちゃんの出生体重は、その後の成長や発達と関係する?
大規模なコホート研究では、低出生体重(とくに1500g未満)の子は成長が追いつきにくく、発達のスクリーニングで気がかりが出る割合も高めという関連が見られています。ただし観察研究のため因果とは言い切れず、多くの低出生体重児は健やかに育ちます。
授乳のしかた(母乳・ミルク)は、子どもの成長のしかたと関係する?
母乳で育った子はミルクの子と成長のしかた(伸びる時期やペース)がやや違う傾向がみられますが、幼児期以降は差が縮まり、いずれも観察研究のため授乳方法が成長を決めると断定はできません。
体を動かす運動は、子どもの骨を強くする?
ジャンプや走る動きなど、体重がかかる中〜高強度の運動は、子どもや若者の骨の強さや骨密度を高める可能性が報告されています。とくに運動の「量」より「強さ」が関係し、カルシウムなどの栄養が足りていることも大切と考えられます。ランダム化比較試験のレビューもありますが、運動だけの効果を切り分けにくく、長期の影響ははっきりしないため、断定はできません。
菜食・ヴィーガンの食事で、子どもは健やかに育つ?
よく計画された菜食・ヴィーガンの食事をしている子どもは、身長やBMIなどの成長が雑食の子どもとよく似ているという報告が、大規模なコホート研究や複数のレビューで示されています。一方で、ビタミンB12・ビタミンD・鉄・亜鉛・セレンなど、主に動物性食品からとる栄養素は不足しやすく、計画と補給が欠かせません。研究の多くは観察研究で、対象も海外が中心のため確実性は高くありません。子どもに菜食をさせる場合は、自己判断で進めず、成長と栄養を見守りながら専門家に相談してください。
亜鉛の補充は、子どもの成長や下痢によい?
下痢のときに亜鉛を補うと、下痢の続く時間や重さがやや軽くなる傾向が、多くのランダム化比較試験をまとめた解析で示されています。ただしこうした効果は、亜鉛が不足しがちな低・中所得国の子どもで主に確かめられたもので、栄養状態の良い日本の子どもにそのまま当てはまるとは限りません。成長(身長・体重)への効果ははっきりせず、研究によって結果が分かれています。亜鉛のとりすぎは吐き気などを起こすことがあり、自己判断で補わず、心配なときは専門家に相談してください。
好き嫌い(偏食)は、子どもの成長に影響する?
偏食のある子どもの成長は、全体としては心配のいらないことが多いと報告されています。ただし一部の子はやせ気味になることがあり、体重が増えない・減るなど気になる場合は見守りや相談が大切です。
妊娠中のビタミンDは、子どもの発達や成長によい?
妊娠中のビタミンDが、子どもの記憶などの認知や体の成長とよい方向で関連するという研究があります。ただし効果は大きくなく、はっきりしていません。自己判断での大量摂取は避け、摂取は医師に相談してください。
たばこの煙(喫煙・受動喫煙)は、子どもの体の健康と関係する?
妊娠中の喫煙や受動喫煙は、子どもの成長の遅れ・ゼーゼー(喘鳴)・睡眠の問題と関連すると報告されています。早く禁煙するほど子どもの成長によく、子どもや妊婦のいる場では分煙・禁煙が勧められます。