メタアナリシス

妊娠・乳児アウトカムを改善するための亜鉛補充

Zinc supplementation for improving pregnancy and infant outcome

どんな研究?

01 — Summary

妊娠中の亜鉛サプリメントが母子の健康アウトカムに与える効果を評価したコクランのシステマティックレビューです。21か国で実施された多数のRCTのデータをまとめた結果、亜鉛補充によって早産リスクがわずかに低下する可能性が示されました。一方で、出生体重や周産期死亡率への効果は明確ではなく、重大なアウトカムへの臨床的な影響は限定的との判断がなされています。

要点

02 — Key points
  • 01妊娠中の亜鉛補充は早産リスクをわずかに低下させる可能性がある(RR約0.86)
  • 02出生体重、周産期死亡、子どもの神経発達への明確な効果は認められなかった
  • 03亜鉛欠乏が多い集団での効果はやや大きい可能性があるが、確証は限定的
読むときの注意 / Limitations

含まれる試験の多くは低・中所得国の亜鉛欠乏集団が対象であり、日本などの高所得国への適用には注意が必要です。試験間の研究の質や集団特性に異質性があります。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
メタアナリシス複数の研究をまとめて分析。最も信頼性が高いとされる。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
システマティックレビュー・メタアナリシス(RCT)
エビデンス強度
メタアナリシス
掲載誌
Cochrane Database of Systematic Reviews
発表年
2015
DOI
10.1002/14651858.cd000230.pub5
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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