妊娠中のカドミウム曝露と、2歳児の発達(日本のエコチル調査)
Association of prenatal exposure to cadmium with neurodevelopment in children at 2 years of age: The Japan Environment and Children’s Study
どんな研究?
01 — Summary有害金属カドミウムへの妊娠中の曝露と、2歳児の発達との関係を、日本のエコチル調査の母子3545組で調べた研究です。母親の血中カドミウム濃度が高いと、とくに男の子で運動の発達の指標がやや低い傾向がありました。妊娠中に喫煙していた母親の子どもでは、関連がより強くみられました。
要点
02 — Key points- 01日本のエコチル調査・母子3545組を分析した研究
- 02母親の血中カドミウムが高いと、とくに男児で運動発達の指標がやや低め
- 03妊娠中喫煙していた母親の子で関連がより強い
- 04カドミウムは喫煙や一部の食品に含まれる
観察研究のため、カドミウムが発達の遅れを直接引き起こすとは言えません。日本の一般的な曝露レベルでの差は小さく、過度の心配は不要です。発達は検査で評価しています。喫煙はカドミウム曝露を高めるため、妊娠中の禁煙はこの面でも意味があります。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 前向きコホート研究
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- Environment International
- 発表年
- 2021
- DOI
- 10.1016/j.envint.2021.106762
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related母親の環境化学物質への曝露と子どもの健康リスク:栄養状態が和らげる役割(スコーピングレビュー)
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