授乳中の母親の卵摂取と生後12か月時点の乳児卵アレルギーリスク
Effect of Maternal Egg Intake During the Early Neonatal Period and Risk of Infant Egg Allergy at 12 Months Among Breastfeeding Mothers
どんな研究?
01 — Summary母乳育児中の母親が新生児早期に卵を摂取することが、乳児12か月時点の卵アレルギーリスクに影響するかを調べたランダム化比較試験です。母親の卵摂取群と回避群を比較した結果、乳児の卵アレルギー発症リスクに有意な差は見られませんでした。授乳中の母親の食事制限(卵の除去)は、乳児の卵アレルギー予防には有効でない可能性が示されました。
要点
02 — Key points- 01授乳中の母親の卵摂取・回避は、乳児12か月時点の卵アレルギーリスクを有意に変えなかった
- 02生後4〜6か月での卵の離乳食導入は別途アレルギー低減効果が知られているが、母乳を通じた効果は見られなかった
- 03ランダム化比較試験により交絡の影響を最小化した信頼性の高い結果
サンプル数に制限があり、特定の介入期間に限定された研究である。母乳中の卵タンパク移行量には個人差があり、均一ではない可能性がある。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- ランダム化比較試験
- エビデンス強度
- ランダム化比較試験
- 掲載誌
- JAMA Network Open
- 発表年
- 2023
- DOI
- 10.1001/jamanetworkopen.2023.16616
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Relatedハイリスクの妊婦と赤ちゃんを対象にしたRSウイルスワクチン(RSVPreF3-Mat)の安全性・免疫の付き方を調べたランダム化比較試験(第3相)
持病などのある(リスクの高い)妊婦を対象に、RSウイルスのワクチンとプラセボ(偽薬)を割り当てて比べたランダム化比較試験です。接種により母親に十分な中和抗体ができ、胎盤を通じて赤ちゃんへ移ることが確認されました。重い有害事象でワクチンが原因と判断されたものはなく、早産の割合はワクチン群とプラセボ群でほぼ同じでした。
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