オーストラリアの5歳児における遊離糖の摂取源と決定因子:SMILEコホート研究
Sources and determinants of free sugars intake by 5-year-old Australian children in the SMILE cohort.
どんな研究?
01 — Summaryオーストラリアの5歳児641人を対象に、「遊離糖」(砂糖や蜂蜜などに含まれる糖)の摂取量と摂取源、そして社会的背景との関係を調べた研究です。子どもの約6〜7割が世界保健機関(WHO)の推奨する摂取量(エネルギーの10%未満)を超えており、主な摂取源はケーキ・ビスケット・シリアルバー、甘みつきの乳製品(ヨーグルト等)、デザートでした。母親の大学教育歴、オーストラリア・ニュージーランド出身、家庭の状況(ひとり親家庭等)が遊離糖の摂取量と関連しており、社会的な背景が子どもの糖摂取に影響していることが示されました。
要点
02 — Key points- 015歳児の約80%がWHOの推奨する遊離糖の摂取量(エネルギーの10%未満)の範囲内に収まっていたが、25%以下しかより厳しい目標(5%未満)を達成できていない
- 02主な遊離糖の摂取源はケーキ・ビスケット類、甘みつき乳製品、デザートだった
- 03母親の教育水準や出身国など社会的背景が子どもの遊離糖摂取量と関連していた
本研究は断面的なコホートデータを用いており、遊離糖の摂取量と健康アウトカム(虫歯・肥満)との直接的な因果関係は示していません。食事摂取量は食物摂取頻度調査票で評価されており、過少・過大報告の可能性があります。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- コホート研究(断面分析)
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- Maternal & Child Nutrition
- 発表年
- 2024
- DOI
- 10.1111/mcn.13671
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related小学3年生における加糖飲料摂取に影響する要因と経路:北京市の横断調査
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