1歳半・3歳時のBMIは成人の体組成に影響する:母子健康手帳を用いた日本の研究
Body Mass Index Changes at 1.5 and 3 Years of Age Affect Adult Body Composition.
どんな研究?
01 — Summary日本の大学での健康診断を受けた成人(中央値36歳)を対象に、母子健康手帳に記録された乳幼児期の身体測定値と成人の体格の関係を調べた研究です。成人のBMIは出生時の体格とは関連がなかったものの、1歳半・3歳時のBMIと正の関連を示しました。また、腹囲身長比(内臓脂肪の指標)も1歳半・3歳時のBMIと関連していました。乳幼児期の高いBMIは成人の肥満や生活習慣病リスクと関係する可能性があり、この時期の適切な体格管理が重要かもしれません。
要点
02 — Key points- 011歳半・3歳時のBMIは成人のBMIと正の関連を示した(出生時体格とは無関係)
- 02幼児期の高いBMIは成人の腹囲身長比(内臓脂肪の指標)とも関連していた
- 03乳幼児健診でBMIが高い場合、保護者への早期の食事・生活指導が将来の生活習慣病予防に役立つ可能性がある
本研究は観察研究であり、サンプルサイズが比較的小さく、大学の健康診断受診者というバイアスがある可能性があります。また、乳幼児期から成人期の間の食事・生活習慣の変化は考慮されていないため、因果関係の解釈には注意が必要です。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 後ろ向き横断研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Pediatric Reports
- 発表年
- 2024
- DOI
- 10.3390/pediatric16030056
- 出典
- Europe PMC
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