コホート研究

乳児期の母親の喫煙は子どものアレルギー疾患リスクを高める:日本全国縦断調査

Maternal smoking during infancy increases the risk of allergic diseases in children: a nationwide longitudinal survey in Japan.

どんな研究?

01 — Summary

日本の約3万8千人を対象にした大規模調査で、生後6か月時に母親が喫煙していると、5歳半までに子どものアレルギー性鼻炎・結膜炎のリスクが高まる傾向が示されました。さらに父親も喫煙している場合は、気管支ぜんそく・食物アレルギー・アトピー性皮膚炎のリスクも有意に高くなりました。家庭内の禁煙がアレルギー予防につながる可能性があります。

要点

02 — Key points
  • 01母親の喫煙(1日10本以下)でアレルギー性鼻炎・結膜炎リスクがRR 1.15
  • 02両親ともに喫煙している場合、気管支ぜんそくリスクはRR 1.33〜1.71に上昇
  • 03食物アレルギー(RR 1.36)やアトピー(RR 1.42)も両親喫煙で有意に上昇
読むときの注意 / Limitations

観察研究であり因果関係は不明。喫煙状況はアンケート自己申告。アレルギー診断の確認方法に限界がある。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
コホート研究多くの人を追跡する観察研究。因果関係の証明は限定的。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
縦断的コホート研究
エビデンス強度
コホート研究
掲載誌
Allergy, Asthma & Clinical Immunology
発表年
2025
DOI
10.1186/s13223-025-00952-9
出典
Europe PMC

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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