コホート研究

父親の育児参加と子どものけが:エコチル調査(JECS)

Association between paternal involvement in childcare and child injury: the Japan Environment and Children's Study (JECS).

どんな研究?

01 — Summary

日本のエコチル調査に参加した72,343人の子どものデータを使った研究で、生後6か月時点での父親の育児参加度合いと、4歳までの外傷・熱傷リスクとの関係を調べました。父親がより多く育児に関わっていた家庭の子どもは、4歳までの外傷リスクが低い傾向がありました。特に室内遊び・外遊び・授乳・入浴・寝かしつけへの関与が外傷リスクの低下と関連していました。

要点

02 — Key points
  • 01父親の育児参加が多いほど4歳までの外傷(けが)リスクが低い傾向があった(P for trend=0.013)
  • 02室内遊び・外遊び・授乳・入浴・寝かしつけの5項目で保護効果が見られた
  • 03熱傷(やけど)のリスクとは有意な関連がなかった
読むときの注意 / Limitations

観察研究のため因果関係は不明。育児参加度は保護者のアンケートによる自己報告で、実際の行動を正確に反映していない可能性がある。けがの報告も自己報告に基づく。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
コホート研究多くの人を追跡する観察研究。因果関係の証明は限定的。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
前向きコホート研究
エビデンス強度
コホート研究
掲載誌
BMC Pediatrics
発表年
2025
DOI
10.1186/s12887-025-05453-7
出典
Europe PMC

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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