ランダム化比較試験

妊娠中の低用量アスピリン投与後の子どもの長期予後:APRILランダム化比較試験の4年追跡

Long-term child outcomes after prenatal aspirin exposure: A 4-year follow-up of a randomized controlled trial (the APRIL study)

どんな研究?

01 — Summary

早産予防目的で低用量アスピリン(80mg/日)またはプラセボを投与したランダム化比較試験(387組)の子どもを4歳時点で追跡しました。神経発達(ASQ-3)はアスピリン群でわずかに高いスコアを示しましたが、発達遅延のある子どもの割合・行動問題・成長・全体的な健康状態は両群間で統計的な有意差はありませんでした。早産予防目的のアスピリン投与は子どもの長期的な発達に大きな悪影響を与えない可能性が示されています。

要点

02 — Key points
  • 01ASQ-3の総合スコアはアスピリン群でわずかに高い(平均差10.96点、95%CI: 0.17〜21.76)
  • 02発達遅延・行動問題・成長の割合は両群で有意差なし
  • 03妊娠中の低用量アスピリンは子どもの4歳時点の発達に大きな悪影響を示さなかった
読むときの注意 / Limitations

追跡率が60.9%と低く、脱落による選択バイアスの可能性がある。評価は4歳のみで、より長期的な影響は不明。サンプルは早産リスクの高い集団で、一般への一般化は注意が必要。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
ランダム化比較試験参加者を無作為に分けて比較する、信頼性の高い試験。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
ランダム化比較試験(追跡研究)
エビデンス強度
ランダム化比較試験
掲載誌
International Journal of Gynecology & Obstetrics
発表年
2025
DOI
10.1002/ijgo.70581
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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