妊娠中の抗精神病薬使用と新生児の健康:システマティックレビューとメタアナリシス
Antipsychotic drug use during pregnancy and neonatal outcomes: a systematic review and meta-analysis.
どんな研究?
01 — Summary妊娠中に抗精神病薬(精神科薬)を服用した場合の赤ちゃんへの影響を、12本の研究(計1,000万以上の妊娠)でまとめました。先天異常のリスクは統計的に有意ではなく(OR 1.27、信頼区間が1をまたぐ)、早産リスクは有意に高い傾向(OR 1.35)でした。ただし研究間のばらつきが大きく、薬をやめることによる重症精神疾患の再燃リスクとのバランスを考慮した上で、主治医と相談して判断する必要があります。
要点
02 — Key points- 01先天異常リスクは統計的に有意な増加を示さず(OR 1.27、p = 0.054)
- 02早産リスクは有意に高い傾向(OR 1.35)、ただし研究間異質性高い
- 0312本の研究・1,000万以上の妊娠を含む大規模メタアナリシス
観察研究のメタアナリシスであり因果関係は示せない。研究間の異質性(I²が53〜70%)が高い。交絡因子として精神疾患の重症度が調整できていない可能性がある。低出生体重・NICU入室など他の転帰はデータ不足で解析できなかった。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- システマティックレビュー・メタアナリシス
- エビデンス強度
- メタアナリシス
- 掲載誌
- Archives of Women's Mental Health
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1007/s00737-025-01651-5
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
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