インドネシアの高学歴母親における早期授乳開始と完全母乳育児の実態:2022年全国栄養状態調査
Early Initiation of Breastfeeding and Exclusive Breastfeeding Practices Among Highly Educated Mothers in Indonesia: Evidence From the National Nutrition Status Survey 2022
どんな研究?
01 — Summary2022年のインドネシア全国調査(0〜23か月の子ども24,064人)を使い、出産直後の早期授乳開始(EIBF)と6か月間の完全母乳育児(EBF)の関係を分析しました。EIBFを実践した母親はEBFを達成する確率が約1.6倍高い傾向がありました。また都市居住・若い年齢・未就業・裕福な世帯といった社会的条件がEBFと関連していました。
要点
02 — Key points- 01早期授乳開始(EIBF)はEBF達成オッズを約1.6倍高めた
- 02都市部・若い母・無職・高所得世帯でEBF率が高い傾向があった
- 03高学歴でもEBF率は近隣国より低く、職場支援や育児休業の充実が求められる
横断研究のため因果関係は示せない。高学歴母親に対象を絞った分析であり、一般集団への外挿には限界がある。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 横断研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Journal of Human Lactation
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1177/08903344261425438
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related妊娠糖尿病の女性への母乳育児支援介入:系統的レビューとメタアナリシス
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13件の研究をまとめたメタアナリシスで、生後6か月間の完全母乳育児を行った子どもは熱性けいれんのリスクが有意に低い傾向が示されました。完全母乳育児ではオッズ比0.65(95%信頼区間0.50〜0.85)と約35%リスクが低く、部分母乳育児でも低下傾向がみられました。ただし、このメタアナリシスに使われた研究は6件と少なく、さらなる研究が必要です。