コホート研究

妊娠中の母親の複数持病(多疾患併存)と生活習慣が、子どもの乳幼児期のBMI軌跡に与える影響

Maternal multimorbidity, lifestyle behaviours during pregnancy, and early-childhood growth trajectories: a register-based cohort study

どんな研究?

01 — Summary

中国で2020〜2021年に出産した約2万2千組の母子を追跡したコホート研究です。妊娠中に2つ以上の慢性疾患(多疾患併存)をもつ母親から生まれた子どもは、低出生体重後に急速なBMI増加を示す軌跡のリスクが約1.8倍高いことが示されました。また妊娠中の生活習慣(運動・睡眠・食事など)の質が低いほど、子どもが不健康な成長軌跡をたどりやすい傾向がみられました。

要点

02 — Key points
  • 01母親の多疾患併存は、子どもが低出生体重後にBMIが急上昇するリスクを約1.8倍高めた(RRR=1.79)
  • 02妊娠中の生活習慣スコアが低いほど、子どもの不健康な成長軌跡と関連した
  • 03生後36か月まで10時点のBMI測定による5種類の成長軌跡が同定された
読むときの注意 / Limitations

観察研究のため、関連であり因果関係ではない。中国単一地域のデータで日本などの他国への一般化には注意が必要。多疾患の種類や重症度の詳細が均一でない可能性がある。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
コホート研究多くの人を追跡する観察研究。因果関係の証明は限定的。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
レジストリベースのコホート研究
エビデンス強度
コホート研究
掲載誌
The Lancet Regional Health - Western Pacific
発表年
2026
DOI
10.1016/j.lanwpc.2026.101845
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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