妊娠中の栄養介入が母子アウトカムに与える影響:システマティックレビューとメタアナリシス
Impact of Nutrition Interventions During Pregnancy on Maternal and Neonatal Outcomes: A Systematic Review and Meta-Analysis
どんな研究?
01 — Summary低・中所得国における妊娠中の栄養補給(バランスのよい食事補助)の効果をRCTからまとめた。栄養補給により、母親の体重増加や新生児の出生体重・身長に一定の改善がみられる傾向があった。一方、早産・死産・流産・母体死亡への明確な効果は確認されなかった。
要点
02 — Key points- 01妊娠中の栄養補給は出生体重・身長の軽度な改善と関係していた
- 02早産・死産・流産などの転帰への一貫した効果は示されなかった
- 03栄養不足が多い低・中所得国の集団でより効果が期待される可能性がある
対象研究の多くが低・中所得国で実施されており、日本など高所得国への一般化には注意が必要。エビデンスの強さはアウトカムごとに異なる。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- システマティックレビュー・メタアナリシス(RCT)
- エビデンス強度
- メタアナリシス
- 掲載誌
- Cureus
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.7759/cureus.106187
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related妊娠中の栄養補給が赤ちゃんの出生体重と生存に与える効果(ガンビアでの5年間のランダム化比較試験)
栄養が不足しがちな西アフリカ・ガンビアの妊婦を対象に、妊娠後期に高エネルギーの食べ物(ピーナッツのビスケット)を毎日とるグループと、出産後にとるグループにランダムに分けて比べた古典的な研究です。妊娠中に栄養を補給したグループでは、赤ちゃんの出生体重が増え、とくに食料の乏しい時期に効果が大きく、低出生体重や周産期の死亡も減りました。妊娠中の栄養が、赤ちゃんの育ちと生存に直接関わることを示した重要な研究です。
多国籍の母親における低出生体重のリスク要因:アラブ首長国連邦アブダビの母子健康モニタリングシステムによる研究
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妊娠中のビタミンA摂取・状態と鉄状態・貧血・出産結果の関係(南アフリカ)
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