遠隔授乳サポートが授乳率と新生児の健康に与える効果:システマティックレビューとメタアナリシス
Effects of remote breastfeeding guidance on breastfeeding rates and neonatal health: a systematic review and meta-analysis
どんな研究?
01 — Summary電話・テキスト・アプリなどを使った遠隔授乳サポートの効果を、8,389人を対象とした30件のRCTをまとめて分析した研究です。遠隔サポートを受けた場合、3か月・6か月時点での完全母乳率がそれぞれ1.17倍・1.57倍に高まる傾向があり、乳児の体重増加も有意に良好でした。特に経済的に恵まれない地域でより大きな効果が見られました。
要点
02 — Key points- 01遠隔授乳サポートにより生後3か月(RR=1.17)・6か月(RR=1.57)の完全母乳率が有意に向上した
- 02遠隔サポートを受けた群の乳児の体重は3か月・6か月時点で平均334g多かった
- 03発展途上地域(RR=1.28)では先進地域(RR=1.12)より効果が大きく、格差解消に貢献できる可能性がある
含まれた研究間で介入内容・対象集団・評価時期が多様であり、研究間の異質性がある。一部の研究では盲検化が難しいため、バイアスが生じる可能性がある。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- システマティックレビュー・メタアナリシス(RCTのまとめ)
- エビデンス強度
- メタアナリシス
- 掲載誌
- Frontiers in Public Health
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.3389/fpubh.2026.1696927
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related出産前の搾乳(授乳前搾乳)が母乳育児に与える効果と安全性:系統的レビューとメタアナリシス
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13件の研究をまとめたメタアナリシスで、生後6か月間の完全母乳育児を行った子どもは熱性けいれんのリスクが有意に低い傾向が示されました。完全母乳育児ではオッズ比0.65(95%信頼区間0.50〜0.85)と約35%リスクが低く、部分母乳育児でも低下傾向がみられました。ただし、このメタアナリシスに使われた研究は6件と少なく、さらなる研究が必要です。
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