超早産児の就学前の不安症状:認知機能と新生児期脳容積との関連
Anxiety Symptoms in Preschool Children Born Very Preterm: Associations with Cognitive Performance and Neonatal Brain Volumes
どんな研究?
01 — Summary在胎32週以下または出生体重1,500g以下で生まれた95人の子どもを対象に、4〜6歳時点での不安症状を調べたコホート研究です。約4人に1人(25.3%)が臨床的に注目すべき不安症状を示しました。認知機能が高いほど不安症状が少ない傾向があり、新生児期の脳(尾状核・被殻)の大きさのパターンも不安症状と関連していました。
要点
02 — Key points- 01超早産児の約25%(95人中24人)が就学前に臨床的レベルの不安症状を示した
- 02認知機能スコアが高いほど不安スコアが低い傾向があった(β = −0.183)
- 03新生児期MRIの線条体(尾状核と被殻)の容積の組み合わせが、後の不安症状と独立して関連していた
サンプル数が少なく(95人)、単施設の研究であるため一般化には注意が必要。観察研究であり関連であって因果ではない。不安症状の評価は親報告によるものであり、測定バイアスが生じる可能性がある。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 縦断コホート研究
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- Children
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.3390/children13050695
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related早産児における出生後の甲状腺刺激ホルモンの変化と神経発達
在胎32週以下で生まれた早産児222人を対象に、出生後の甲状腺刺激ホルモン(TSH)の推移と2歳時点の神経発達との関係を調べました。TSHが持続的に低い、または退院時に向けて低下した群では、神経発達の障害リスクが明らかに低い傾向がありました。一方、TSHが持続的に高かったり上昇したりした早産児では、脳のネットワーク(前帯状回・前頭葉)の発達に違いが見られました。
早産の就学前児における社会情緒的な困難:複数の評価者による比較研究
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極低出生体重児における言語・感覚特性は音声誘発応答に反映される
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