10〜12歳のポーランドの子どもと親による生活習慣・食事の報告の食い違いと体格指標との関連
Discrepancies in reporting lifestyle and dietary habits by children and parents and their association with anthropometric parameters in 10–12-year-old Polish students: a cross-sectional study
どんな研究?
01 — Summaryポーランドの10〜12歳の子ども4,407人とその保護者を対象に、生活習慣・食事の自己報告の食い違いと肥満の関連を調べた研究です。子どもが自己報告したスクリーン時間が1日4時間超の場合、正常なBMIやウエスト身長比を保つ可能性が低下していました。一方、身体活動量が多いと報告した場合(子ども・保護者の両報告で)はウエスト身長比が正常な可能性が高まっていました。子どもの自己報告と親の報告には有意な食い違いがあることも明らかになりました。
要点
02 — Key points- 01スクリーン時間が1日4時間超(子ども自己報告)では正常BMI・正常ウエスト身長比の可能性が有意に低下した
- 02高い身体活動量は正常なウエスト身長比と関連していた
- 03子どもの自己申告と親の申告には有意な食い違いがあり、研究での評価方法の選択が重要
横断研究のため因果関係は不明。生活習慣は問診票による報告で、客観的測定ではない。ポーランドのデータであり、他の国への一般化には注意が必要。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 横断研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Scientific Reports
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1038/s41598-026-54622-w
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related体を動かすビデオゲームと、6〜12歳の子どもの肥満(システマティックレビュー)
ダンスやスポーツなど体を動かして遊ぶタイプのビデオゲーム(アクティブビデオゲーム)が、太りぎみ・肥満の6〜12歳の子どもの運動量や体型にどう影響するかを、13件の研究からまとめたレビューです。4〜12週間の取り組みでは、運動量が増え、BMIや体の組成がいくらか改善する傾向が見られました。13〜24週間と長く続けた場合は運動量は増えるものの、BMIへの効果は小さめでした。
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テレビ・パソコン・スマホなど娯楽のための画面利用と、子どもの肥満との関係を、韓国の小学4年生2023人を3年間追跡して調べた研究です。1日合計4時間以上の画面利用は、2時間未満に比べて肥満になるリスクが高めでした(約1.68倍)。とくにテレビ視聴で関連が強く、画面の時間を読書などに置き換えると肥満リスクが下がる可能性も示されました。