周産期の父親のメンタルヘルスと乳幼児期の発達:アウトカム横断分析
Paternal perinatal mental health and early child development: An outcome‐wide analysis
どんな研究?
01 — SummaryフランスのSEPAGESコホートを使い、妊娠中・産後0〜24か月の父親のうつ・不安と、子どもの2〜3歳時点での社会情緒・行動・認知のアウトカムとの関連を調べました。全体的には、父親のうつや不安と子どもの発達アウトカムに有意な関連は見られませんでした。ただしサンプルサイズが小さく、特定のサブグループや文脈での影響については今後の研究が必要です。
要点
02 — Key points- 01妊娠中・産後の父親のうつ・不安は、2〜3歳時点の子どもの発達アウトカムと全体的には有意な関連なし
- 02母親のメンタルヘルス、子どもの性別、親の職業クラスをモデレーターとして検討したが、有意な修飾効果は見られなかった
- 03サンプル規模が小さく(n=117〜207)、結果の解釈には注意が必要
観察研究であり、因果関係を示すものではありません。フランスの比較的高学歴・高所得なコホートであり一般化には限界があります。サンプルサイズが小さく、統計的検出力が不十分な可能性があります。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 前向きコホート研究
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- Infant Mental Health Journal
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1002/imhj.70104
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related妊娠中の母親のストレスと子どもの長期的な神経発達:ナラティブレビュー
妊娠中のストレス(心理的ストレス、うつ、不安、急性的なトラウマなど)は、子どもの認知機能や行動・情緒に長期的な悪影響を与えるリスクを高める可能性があります。影響の大きさはストレスの時期・種類・遺伝的素因・産後環境によって異なります。産前ケアにメンタルヘルス支援を組み込むことが有望な対策として示されています。
エスケタミンの予防投与で産後うつを減らせるか:初産婦を対象とした多施設二重盲検RCT
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妊娠中の新型コロナ感染と乳幼児期の神経発達:約7万人の前向きコホート研究
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