NICUにおけるファミリーセンタードケア(家族中心型ケア):統合的文献レビュー
Family-Centered care in the NICU: an integrative literature review
どんな研究?
01 — SummaryNICUにおけるファミリーセンタードケア(FCC)とファミリーインテグレーテッドケア(FICare)に関する33件の研究をまとめた統合的文献レビューです。FCC・FICareは、乳児の体重増加・授乳の開始・退院期間の短縮など複数のアウトカムに良い影響を示し、親の不安の軽減や自己効力感の向上とも関連していました。実施上の障壁として、スタッフの教育や物理的な病院環境の制約、文化的・言語的な違いが挙げられました。
要点
02 — Key points- 01FCC・FICareは乳児の体重増加・授乳開始・入院期間短縮などに良い影響があることが示された
- 02親の不安軽減・自己効力感の向上・親子の絆の強化にも関連
- 03実施の障壁としてスタッフ教育・施設環境・文化的要因が挙げられた
含まれる研究のデザインや質がさまざまであり、統計的なメタアナリシスではないため効果量の定量的な推定は困難。NICUの設定・文化的背景によって実施可能性が異なる。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 統合的文献レビュー
- エビデンス強度
- 総説・その他
- 掲載誌
- Frontiers in Pediatrics
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.3389/fped.2026.1826607
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — RelatedNICUへのディベロップメンタルケア導入と早産児の早期臨床アウトカム
ウクライナの1施設でディベロップメンタルケア(カンガルーケアを含む)を導入する前後の早産児210人を比較した観察研究です。ケア導入後は、遅発性敗血症・脳室内出血・未熟児網膜症(重症)の割合が低下し、在院日数や人工呼吸器装着期間も短くなりました。また退院時の母乳育児率が高い傾向もみられました。
カンガルーケア(肌と肌の触れ合い)は赤ちゃんと親の両方によい(アンブレラレビュー)
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