乳児期の腸内真菌(マイコバイオーム)の発達とアレルギー疾患リスクとの関連
Saccharomycetes and Malassezia fungi associate with early-life gut maturation and allergic disease risk in childhood.
どんな研究?
01 — SummaryカナダのCHILD研究コホート(1409人)の乳児便サンプルを分析し、腸内の真菌(カビ・酵母)の発達パターンとアレルギーとの関係を調べた研究です。SaccharomycesやMalasseziaといった真菌が腸の成熟の指標となることがわかりました。真菌の構成が、後のアトピー性皮膚炎(調整p=0.029)や食物アレルギー(調整p=0.013)の発症と関連していました。
要点
02 — Key points- 01乳児の腸内真菌の構成が年齢と強く相関(R=0.79)し、腸の成熟度を反映していた
- 02真菌の発達パターンが、後の食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の発症リスクと関連していた
- 03腸内真菌の変化は酪酸などの免疫調節代謝物の変化とも関連していた
観察研究(コホート)のため因果関係は不明です。腸内真菌の研究はまだ発展途上で、結果の再現性・臨床への応用はこれからです。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 前向きコホート研究
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- Nature Communications
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1038/s41467-026-74418-w
- 出典
- Europe PMC
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