定型発達と発達の遅れのある幼児をもつ母親の「遊び心」の比較
Comparison of the playfulness of mothers of preschool children with typical development and developmental delays
どんな研究?
01 — Summary幼児期の親子のやりとりの質は子どもの発達に重要です。トルコの幼稚園・特別支援幼稚園に通う152組の母子を対象に、定型発達の子どもと発達遅滞の子どもの母親で「遊び心(プレイフルネス)」を比較しました。定型発達の子どもをもつ母親は発達遅滞の子どもをもつ母親より遊び心が有意に高く、遊び心は特に言語発達と関連していました。
要点
02 — Key points- 01定型発達の子どもをもつ母親は、発達遅滞の子どもをもつ母親より遊び心スコアが有意に高かった
- 02母親の遊び心は子どもの発達領域、特に言語発達と有意な関連があった
- 03遊び心は乳幼児期の支持的な発達環境に貢献する心理社会的要因として注目される
横断的な比較研究であり、因果関係は確認できません。トルコ西部の比較的小規模なサンプル(152組)であり、一般化には限界があります。子どもの発達状態が先か母親の遊び心の低下が先か、方向性は判断できません。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 横断的比較研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Frontiers in Psychology
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.3389/fpsyg.2026.1843229
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related早産児における母親の感受性とその後の認知・言語発達の関連:個人データメタアナリシス
5か国7つのコホート(計2,560人)の個人データを統合したメタアナリシスで、母親の応答的な関わり(感受性)が早産児の認知力や言語力に与える影響を調べました。母親の感受性が高いほど、その後の認知力・言語力のスコアが高い傾向があり、特に在胎週数が早い(より小さく生まれた)子どもで関連が強くなっていました。早産児への応答的な育児が発達の保護因子になりうる可能性を示しています。
幼児のスクリーンタイム中における親のコミュニケーション戦略:共同メディア視聴のスコーピングレビュー
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発育不良の子どもへのモンテッソーリ型幼児介入が運動・言語発達に与える効果:ランダム化比較試験
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