妊娠中の母親の喫煙と子どものぜんそくの関係:人種別の分析(米国NHANES 1999-2018)
Association between Maternal Smoking during Pregnancy and Asthma in US Children and Adolescents by Race from the National Health and Nutrition Examination Survey (1999-2018)
どんな研究?
01 — Summary妊娠中に母親が喫煙した場合、子どもにぜんそくが起こりやすいかどうかを、米国の大規模調査(2〜18歳の子ども)を使って調べました。全体では明確な関連は見られませんでしたが、メキシコ系アメリカ人の子どもでは約2.3倍、ヒスパニック系の子どもでは約3.9倍、ぜんそくになりやすい傾向が見られました。妊娠中の喫煙の影響は、人種・民族によって異なる可能性があります。
要点
02 — Key points- 01全体では妊娠中喫煙と子どものぜんそくの有意な関連は見られなかった
- 02メキシコ系アメリカ人の子どもでは喫煙群のオッズ比2.31(95%CI: 1.38-3.87)と有意な関連
- 03ヒスパニック系の子どもではオッズ比3.89(95%CI: 2.00-7.60)と特に強い傾向
横断(断面)研究であり、因果関係を示すことはできない。母親の喫煙は自己申告によるため過少報告の可能性がある。人種・民族グループによってサンプル数が異なり、結果の精度に差がある。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 横断研究(ロジスティック回帰)
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Global Pediatrics
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1016/j.gpeds.2026.100357
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related受動喫煙と、幼児期のゼーゼー(喘鳴)のリスク(前向き出生コホート)
妊娠中からの喫煙・受動喫煙への曝露と、幼児期のゼーゼーする症状(喘鳴)との関係を、生まれる前から追った前向き出生コホート研究です。妊娠中ずっと続いた母親の喫煙は、子どもの喘鳴のリスクの高まりと関連していました。妊娠中(出生前)と生まれた後の両方の煙への曝露が、リスクを上乗せする可能性も示されました。
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妊娠糖尿病の母親から生まれた子どものアレルギー疾患
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