動物・基礎研究

父親の食事の葉酸不足がマウスの精子の働き方を変え、妊娠の経過に影響

Low paternal dietary folate alters the mouse sperm epigenome and is associated with negative pregnancy outcomes.

どんな研究?

01 — Summary

オスのマウスに葉酸の少ない餌を与え続けると、生まれた子に骨格や顔まわりの形成異常が増えたと報告した動物実験です。精子のDNAの働き方(メチル化)に違いがみられ、発達や病気に関わる遺伝子が含まれていました。父親側の栄養状態が精子を通じて子の育ちに関わりうるという仕組みを示した研究ですが、対象はマウスです。

要点

02 — Key points
  • 01オスのマウスの葉酸不足が、子の骨格・顔まわりの形成異常の増加と関連
  • 02精子のDNAの働き方(メチル化)に違いがみられた
  • 03父親の栄養状態が精子を通じて子に影響しうる仕組みを示唆
  • 04父親側の妊娠前の健康が子の育ちに関わる可能性の背景となる
  • 05あくまでマウスでの実験で、人への当てはめは慎重に考える必要がある
読むときの注意 / Limitations

動物(マウス)を使った基礎研究であり、人にそのまま当てはまるとは限りません。出生体重を直接調べたものではなく、父親の妊娠前の健康と赤ちゃんの出生体重との関連を人で確かめたものでもありません。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
動物・基礎研究動物や細胞での研究。人にそのまま当てはまるとは限らない。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
動物実験(マウス)
エビデンス強度
動物・基礎研究
掲載誌
Nature communications
発表年
2013
DOI
10.1038/ncomms3889
出典
Europe PMC

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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