妊娠中の微量栄養素の状態が早期栄養プログラミングに与える影響
Impact of Micronutrient Status during Pregnancy on Early Nutrition Programming
どんな研究?
01 — Summary妊娠前・妊娠中・乳児期の栄養状態が、生涯を通じた疾患リスクに影響する「早期栄養プログラミング」について現在の知見を整理したレビューです。高所得国を含む世界的に、妊婦の微量栄養素不足は珍しくなく、胎児・新生児の健康に短期・長期の両面で影響する可能性があります。バランスのよい食事と必要に応じたサプリメントで適切な微量栄養素状態を維持することが重要と結論付けています。
要点
02 — Key points- 01高所得国でも、妊婦の微量栄養素不足は一般的にみられる
- 02不適切な微量栄養素状態は、母体・胎児・新生児に直接的・長期的な健康問題を引き起こす可能性がある
- 03妊娠可能年齢の女性への教育と、必要に応じたサプリメント摂取の推進が求められる
ナラティブレビューであり、個々の栄養素についてのエビデンスの質は一様ではありません。特定の微量栄養素に関するRCTのエビデンスは限定的な場合があります。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- ナラティブレビュー
- エビデンス強度
- 総説・その他
- 掲載誌
- Annals of Nutrition and Metabolism
- 発表年
- 2019
- DOI
- 10.1159/000499698
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related妊娠中の栄養介入が低出生体重に与える効果:システマティックレビューの概観
妊娠中の栄養介入が低出生体重(2500g未満)・早産・在胎不当小(SGA)のリスクに与える効果について、23件の高品質なシステマティックレビューをまとめた研究です。ビタミンA・低用量カルシウム・亜鉛・複合微量栄養素(MMN)のサプリメント、栄養教育、マラリア予防薬が低出生体重リスクの低下と関連していました。複合微量栄養素とたんぱく・エネルギーの適切な補充はSGAを改善し、高用量カルシウム・亜鉛・オメガ3脂肪酸などは早産リスクを下げる可能性があります。
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