ランダム化比較試験

出生直後の牛乳由来ミルク補足を避けることで幼児のぜんそく・喘鳴が予防できるか:ランダム化比較試験

Effect of Avoiding Cow's Milk Formula at Birth on Prevention of Asthma or Recurrent Wheeze Among Young Children

どんな研究?

01 — Summary

日本の大学病院でアトピーリスクのある新生児312人を対象に、出生直後から牛乳由来粉ミルクを補足した群とアミノ酸ミルクを補足(牛乳由来ミルクを避けた)群を比較したランダム化比較試験です。2歳時点でぜんそくまたは繰り返す喘鳴が発症した割合は、牛乳由来ミルクを避けた群(9.9%)で牛乳由来ミルク補足群(17.9%)より有意に低い傾向がみられました。ビタミンDが高い子どもやIgEが高い子どもで特に差が大きかったとされています。

要点

02 — Key points
  • 01牛乳由来ミルクを避けた群でぜんそく・喘鳴の発症が約半分に減少(9.9% vs 17.9%)
  • 02ビタミンD高値サブグループでは差がさらに大きかった(6.4% vs 24.6%)
  • 03IgE高値サブグループでも牛乳由来ミルクを避けることで発症が大幅に低下
読むときの注意 / Limitations

単施設・オープンラベル試験であり盲検化されていない。アトピーリスクがある新生児を対象としており、一般集団への外挿には注意が必要。観察期間は2歳まで。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
ランダム化比較試験参加者を無作為に分けて比較する、信頼性の高い試験。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
ランダム化比較試験
エビデンス強度
ランダム化比較試験
掲載誌
JAMA Network Open
発表年
2020
DOI
10.1001/jamanetworkopen.2020.18534
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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