乳児期の粗大運動マイルストーン達成時期と6〜7歳の体脂肪率の関連
Association Between Age of Achieving Gross Motor Development Milestones During Infancy and Body Fat Percentage at 6 to 7 Years of Age
どんな研究?
01 — Summary小学1年生225人のデータを遡及的に分析した研究で、乳児期にハイハイや支持立位などの粗大運動マイルストーンの達成が遅かった子どもほど、6〜7歳時点での体脂肪率が高い傾向があることが示されました。早い時期から運動発達の遅れを把握することで、就学前に肥満予防のための介入ができる可能性があります。
要点
02 — Key points- 01ハイハイ・支持立位・支持歩行の達成が遅かった子どもほど6〜7歳の体脂肪率が高い傾向があった
- 02首すわり・ひとり座り・ひとり歩きは体脂肪率との有意な関連は見られなかった
- 03乳児期の運動マイルストーンのモニタリングが、肥満の早期介入につながる可能性が示唆された
遡及的(後ろ向き)研究のため、マイルストーンの記録は母子健康手帳に依存しており、記載の正確性に限界があります。対象は225人と少なく、女児の割合(39%)が低いです。観察研究のため、運動発達の遅れと肥満の間に因果関係があるとは言えません。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 後ろ向き観察研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Maternal and Child Health Journal
- 発表年
- 2021
- DOI
- 10.1007/s10995-021-03238-9
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related思春期の身体活動の変化パターンと生活習慣病リスク因子:縦断研究の系統的レビュー
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有酸素運動は子どものコレステロールや体脂肪を変えるか(ランダム化比較試験のメタアナリシス)
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乳児期の体重増加と運動発達が、学童期の体脂肪・身体活動量に与える影響
乳児期(生後18か月まで)の急な体重増加と、つかまり立ちの時期が遅いことは、小学1年生時点での体脂肪量の多さと関連していました。つかまり立ちが遅い子どもは身体活動量(元気に動く時間)も少ない傾向がありました。つかまり立ちと体脂肪の関連は小学5年生まで続いていましたが、体重増加との関連は5年生では弱まっていました。