コホート研究

妊娠中の喫煙・受動喫煙と、3歳での肥満(日本のエコチル調査)

Influence of Maternal Active and Secondhand Smoking during Pregnancy on Childhood Obesity at 3 Years of Age: A Nested Case–Control Study from the Japan Environment and Children’s Study (JECS)

どんな研究?

01 — Summary

妊娠中の母親自身の喫煙と、まわりのたばこの煙(受動喫煙)が、3歳時点の子どもの肥満とどう関わるかを、日本のエコチル調査の約2万4千組で調べた研究です。妊娠中に喫煙を続けた母親の子どもは、吸わなかった母親の子どもに比べて肥満のリスクが高めでした(約1.39倍)。受動喫煙が加わると、リスクはさらに高まりました。

要点

02 — Key points
  • 01日本のエコチル調査・約2万4千組を分析した研究
  • 02妊娠中に喫煙を続けると子の3歳での肥満リスクが高め(約1.39倍)
  • 03受動喫煙が加わるとリスクはさらに上昇
  • 04家族の禁煙・分煙の大切さを示す
読むときの注意 / Limitations

観察研究のため、喫煙が肥満を直接引き起こすとは言えません。喫煙状況は自己申告です。妊娠中の禁煙は肥満以外にも多くの利点があり、家族ぐるみで煙を避けることが子どもの健康につながります。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
コホート研究多くの人を追跡する観察研究。因果関係の証明は限定的。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
ネステッド・ケースコントロール研究
エビデンス強度
コホート研究
掲載誌
International Journal of Environmental Research and Public Health
発表年
2021
DOI
10.3390/ijerph182312506
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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