PFAS(有機フッ素化合物)への曝露と、子どもの肥満(システマティックレビュー・メタアナリシス)
Exposure to perfluoroalkyl and polyfluoroalkyl substances and pediatric obesity: a systematic review and meta-analysis.
どんな研究?
01 — SummaryPFAS(水や食品を通じて取り込まれることがある「有機フッ素化合物」)への曝露と、子どもの肥満との関係を、24件の研究(うち19件はコホート)からまとめたメタアナリシスです。妊娠中の主な4種類のPFAS曝露と、子どものBMIや腹囲の変化との間に、統計的にはっきりした関連は見られませんでした。
要点
02 — Key points- 0124件の研究をまとめたシステマティックレビュー・メタアナリシス
- 02妊娠中のPFAS曝露と子どものBMI・腹囲に明確な関連はなかった
- 03PFASは環境中に広く存在する化学物質
- 04現時点で肥満との関連は確認されていない
観察研究が中心で、曝露の測り方や対象が研究によって異なります。関連が「見られなかった」ことは、PFASが安全であることや、他の健康影響がないことを意味しません。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- システマティックレビュー・メタアナリシス
- エビデンス強度
- メタアナリシス
- 掲載誌
- International Journal of Obesity
- 発表年
- 2023
- DOI
- 10.1038/s41366-023-01401-6
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related妊娠・授乳中の魚介由来のPCB曝露と、子どもの成長(システマティックレビュー・メタアナリシス)
魚介類を通じて取り込まれることがあるPCB(ポリ塩化ビフェニル)への妊娠・授乳中の曝露と、子どもの成長との関係を、複数の研究からまとめたメタアナリシスです。PCB曝露と子どもの成長との間には、ほとんど、あるいはまったく関連が見られませんでした(ただし確実性は低い)。魚の栄養面の利点を考えるうえでの安心材料の一つです。
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