観察研究

幼児期の過体重・肥満における国際的な格差:母親の就労と保育施設利用の役割

International differences in gradients in early childhood overweight and obesity: the role of maternal employment and formal childcare attendance

どんな研究?

01 — Summary

米国・英国・フランス・オランダ・ドイツ・日本の6か国のデータを用い、3〜4歳児の過体重・肥満と親の教育水準の関係、および保育施設利用・母親の就労の影響を比較しました。親の教育水準が低いと過体重・肥満のリスクが高い傾向はすべての国で見られましたが、保育施設の質や母親の就労状況によって国ごとに格差の大きさが異なりました。

要点

02 — Key points
  • 01親の教育水準が低いほど3〜4歳児の過体重・肥満リスクが高い傾向は先進6か国で共通していた
  • 02保育施設の利用や母親の就労が、過体重の社会経済格差の拡大・縮小に関与していた
  • 03質の高い保育と母親の就労支援が幼児の健康格差縮小に寄与できる可能性がある
読むときの注意 / Limitations

観察研究であり、因果関係は示せない。各国でデータの収集方法や過体重の定義に差異がある。日本のデータも含まれるが、サンプルの代表性に違いがある可能性がある。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
観察研究ある時点の関連を調べる研究。関連=原因とは限らない。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
横断研究(国際比較)
エビデンス強度
観察研究
掲載誌
European Journal of Public Health
発表年
2023
DOI
10.1093/eurpub/ckad058
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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