腹囲身長比(WHtR)はBMIより子どもの体脂肪量(DEXA測定)と長期的に高い一致を示す:7,237人の子どもを対象とした研究
Waist-circumference-to-height-ratio had better longitudinal agreement with DEXA-measured fat mass than BMI in 7237 children.
どんな研究?
01 — Summary英国の7,237人の子どもを9〜24歳まで15年間追跡した研究で、肥満の指標として用いられるBMIと腹囲身長比(WHtR)を、DEXA(二重エネルギーX線吸収測定法)で直接測定した体脂肪量と比較しました。その結果、WHtR(腹囲÷身長)はBMIよりも体脂肪量と高い一致を示し、肥満のスクリーニングとして優れている可能性があります。WHtRの0.50〜0.54がカットオフとして体脂肪過多(75〜95パーセンタイル以上)を検出するうえで高い精度を示しました。
要点
02 — Key points- 01腹囲身長比(WHtR)はBMIよりDEXAで測定した体脂肪量との一致が高く、子どもの肥満評価に有用な可能性がある
- 02WHtRのカットオフ値0.50〜0.54が男女ともに体脂肪過多の検出に有効だった
- 03BMIは脂肪量と除脂肪量を区別しにくいが、WHtRは脂肪をより精度よく反映する
本研究は観察研究であり、WHtRとBMIの体脂肪量との関連を示すものですが、どちらの指標が健康アウトカムの予測に優れるかは本研究では示していません。また、英国のコホートデータであり、日本を含む他の人種・民族への一般化には注意が必要です。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 前向きコホート研究(縦断)
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- Pediatric Research
- 発表年
- 2024
- DOI
- 10.1038/s41390-024-03112-8
- 出典
- Europe PMC
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