発熱した子どもでの飲み薬の解熱効果:ジピロンとイブプロフェンの比較(システマティックレビュー・メタアナリシス)
Antipyretic effect of oral dipyrone (Metamizole) compared to oral ibuprofen in febrile children: a systematic review and meta-analysis.
どんな研究?
01 — Summary発熱した子どもで、飲み薬のジピロン(メタミゾール)とイブプロフェンの熱を下げる効果を比べた、ランダム化比較試験3件をまとめた研究です。両者の熱の下がり方に大きな差はみられませんでした。ただしジピロンは、まれに重い副作用(白血球が減るなど)が報告されているため、多くの先進国で使われていない薬です。あくまで解熱効果の比較として参考になる研究です。
要点
02 — Key points- 01ランダム化比較試験3件をまとめたメタアナリシス
- 02ジピロンとイブプロフェンの解熱効果に大きな差はなかった
- 03ジピロンは重い副作用の報告があり多くの先進国で使われていない
- 04解熱剤どうしの効果の差は小さいことを示す一例
まとめられた試験はわずか3件と少なく、規模も限られます。ジピロンは日本を含む多くの国で一般的に使われておらず、日本の読者の状況とは前提が異なります(非直接性)。安全性ではなく解熱効果の比較が中心で、どの薬を選ぶかは医師・薬剤師に相談してください。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- システマティックレビュー・メタアナリシス(RCTのまとめ)
- エビデンス強度
- メタアナリシス
- 掲載誌
- BMC Pediatrics
- 発表年
- 2024
- DOI
- 10.1186/s12887-024-05095-1
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
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