ランダム化比較試験

産後うつ・不安・母子愛着に対するスマートフォンアプリ「Smart Mama」の効果:ランダム化比較試験

Effectiveness of Smart Mama application on postpartum depression, anxiety, and maternal-infant bonding among women during the postnatal period: a randomized controlled trial.

どんな研究?

01 — Summary

産後のお母さん148人を対象にしたランダム化比較試験で、スマートフォンアプリを使った支援(Smart Mama)が通常ケアと比べて産後うつ症状と不安を有意に軽減したことがわかりました。産後12週時点でうつスコア(EPDS)の平均がアプリ群でより大きく改善しました。ただし、母子の愛着スコアには両群で統計的な差はみられませんでした。

要点

02 — Key points
  • 01Smart Mamaアプリ群は対照群より産後うつスコア(EPDS)の改善が有意に大きかった(介入p=0.04)
  • 02状態不安・特性不安の両方でもアプリ群が有意に改善した
  • 03母子愛着スコアには群間で統計的有意差はなかった
読むときの注意 / Limitations

サンプルサイズが148人と小さく、単施設での実施。産後12週という短期追跡であり、長期的な効果は不明。母子愛着への効果は示されなかった。マスキングが難しいRCTという性質上、参加者の期待効果の影響も否定できない。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
ランダム化比較試験参加者を無作為に分けて比較する、信頼性の高い試験。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
ランダム化比較試験
エビデンス強度
ランダム化比較試験
掲載誌
BMC Nursing
発表年
2025
DOI
10.1186/s12912-025-03072-2
出典
Europe PMC

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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