コホート研究

出生直後の肌の触れ合い(カンガルーケア)は、1年後の母子の絆と関係する:JECSコホート研究

Kangaroo mother care and maternal bonding 1 year after childbirth: a nationwide birth cohort-the Japan environment and children's cohort study.

どんな研究?

01 — Summary

日本全国の出生コホート研究(JECS)で81,634名の母親を対象に、出産直後の母子接触(スキンシップ)と生後1年時点の母子の絆との関係を調べました。衣服越しの接触や肌と肌が触れる(スキンシップ)接触は、接触なしと比べて1年後の絆の形成が弱まるリスクが低い傾向が示されました(スキンシップ群:調整後OR 0.85)。

要点

02 — Key points
  • 01出産直後の肌と肌が触れるスキンシップは、1年後の母子の絆の問題リスクを約15%低下(aOR 0.85)
  • 02衣服越しの接触でも絆の問題リスクが低下する傾向(aOR 0.93)
  • 03「愛着の欠如」サブスコアは特にスキンシップ群で低い傾向
読むときの注意 / Limitations

観察研究であり、因果関係は示されない。接触の種類・時間・頻度は自己申告に基づく。接触の有無に影響する産後の状況(緊急帝王切開など)が交絡因子となりうる。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
コホート研究多くの人を追跡する観察研究。因果関係の証明は限定的。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
コホート研究
エビデンス強度
コホート研究
掲載誌
BMC Pregnancy and Childbirth
発表年
2026
DOI
10.1186/s12884-026-08729-7
出典
Europe PMC

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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