ADHD児の睡眠支援:対面とオンラインの行動介入はどちらも有効か?
Does Delivery Mode Matter? A Randomised Controlled Trial of the Sleeping Sound Intervention: Predicting Sleep Outcomes in Children With ADHD.
どんな研究?
01 — SummaryADHDのある5〜12歳の子どもを対象に、行動的な睡眠改善プログラム(Sleeping Sound)を対面とオンライン(テレヘルス)で実施したRCT研究です。どちらの方法でも睡眠の問題が有意に改善し、改善の程度に差はみられませんでした。また、愛着の安定感が弱い子や家族機能が低い家庭では、もともと睡眠の問題が大きく、愛着の安定性が睡眠時間の変化とも関連していました。オンラインによる睡眠支援は、通院が難しい家庭にとって利用しやすい選択肢となる可能性があります。
要点
02 — Key points- 01ADHD児への行動的睡眠介入は、対面・オンラインどちらでも同程度に睡眠を改善した
- 02愛着の不安定さや家族機能の低さは、介入前の睡眠問題の大きさと関連していた
- 03テレヘルス(遠隔)での睡眠支援は、地理的・構造的な障壁のある家庭への支援拡大に役立つ可能性がある
参加者が78名と小規模であり、結果の一般化には限界があります。主観的な睡眠評価が中心で、客観的指標(アクチグラフ)での有意差は確認されていません。ADHDのある子どもへの特定の介入であり、一般の子どもへの適用には注意が必要です。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- ランダム化比較試験
- エビデンス強度
- ランダム化比較試験
- 掲載誌
- Journal of Attention Disorders
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1177/10870547251393071
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — RelatedADHDの子ども・思春期における行動的睡眠介入:最近の知見と既存の治療との統合
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