妊娠中の暑さと湿度は子どもの発育不良(スタンティング)に影響する――南アジアでの準実験研究
Does humidity matter? Prenatal heat and child health in South Asia
どんな研究?
01 — Summary南アジア(インド・バングラデシュ等)の数十万人の子どものデータを用い、妊娠中に高温・高湿度にさらされた場合の子どもの成長への影響を調べました。高温に高湿度が加わると、気温上昇単独の場合よりも発育不良(身長の低さ)への悪影響がはるかに大きくなることがわかりました。気候変動が続けば、2050年までに南アジアだけで300万人以上の子どもで発育不良が増加する可能性が試算されています。
要点
02 — Key points- 01高温+高湿度の組み合わせは高温単独よりも子どもの発育不良への影響が著しく大きかった
- 022050年までに南アジアだけで発育不良の子どもが300万人以上増加する可能性が推計された
- 03妊娠中の熱ストレスを評価する際は、気温だけでなく湿度も考慮することが重要であることが示された
南アジア(インド・バングラデシュ等)の低・中所得国を対象とした研究であり、日本の妊婦への直接的な適用には限界がある。準実験デザインを用いているが観察研究であり、因果関係の確立には慎重な解釈が必要。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 準実験(観察研究)
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Science Advances
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1126/sciadv.adx3010
- 出典
- OpenAlex
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