生後5か月では、一つの言語の子も二言語の子も顔の見方に違いはなかった
No Difference in Face Scanning Patterns Between Monolingual and Bilingual Infants at 5 Months of Age.
どんな研究?
01 — Summary生後5か月の赤ちゃん約570人を対象に、人の顔の「目」と「口」のどちらをよく見るかを調べた研究です。一つの言語で育つ子(モノリンガル)と二つの言語で育つ子(バイリンガル)で、顔の見方に差はありませんでした。また、その後2〜3歳になったときの語彙の多さとも、目・口の見方ははっきり関係していませんでした。
要点
02 — Key points- 01生後5か月の赤ちゃん約570人(うち二言語環境101人)を調べた
- 02一言語の子も二言語の子も、顔の目・口の見方に差はなかった
- 03二言語の子が口元の視覚的な手がかりに頼るという仮説は支持されなかった
- 04顔の見方と、のちの語彙の多さとのはっきりした関連も見られなかった
観察研究のため、見方の違いが言葉の発達を左右するという因果は示せません。ある時点での視線の傾向を測ったもので、二言語環境が発達によい・悪いと結論づけるものではありません。対象は海外の赤ちゃんで、日本の家庭にそのまま当てはまるとは限りません。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 縦断的な観察研究
- エビデンス強度
- コホート研究
- 掲載誌
- Developmental Science
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1111/desc.70117
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related二言語環境と性別が、乳児の言語音への脳の反応の育ち方を形づくる
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