赤ちゃん・子どもの食物アレルギーの危険因子(システマティックレビュー・メタアナリシス)
Risk Factors for the Development of Food Allergy in Infants and Children: A Systematic Review and Meta-Analysis.
どんな研究?
01 — Summary40か国・約280万人を対象にした190件の研究をまとめ、子どもの食物アレルギーがどれくらい起こるか、何が関わるかを調べた大規模なレビューです。食べ物で症状を確かめた研究では、食物アレルギーはおよそ4.7%に見られました。最も確かな関わりが示されたのは、乳児期のアトピー性皮膚炎(湿疹)など、すでにあるアレルギー体質でした。
要点
02 — Key points- 0140か国・約280万人、190件の研究をまとめた大規模レビュー
- 02食物アレルギーの頻度はおよそ4.7%(食物経口負荷試験による)
- 03最も強い危険因子は乳児期の湿疹(アトピー性皮膚炎)(オッズ比約3.9)
- 04アレルギー性鼻炎やぜんそく様の症状(喘鳴)なども関連
観察研究を中心にまとめたもので、ある要因が食物アレルギーを直接「起こす」とは言えません。研究によって診断方法や対象が異なり、危険因子の確かさにもばらつきがあります。危険因子があっても必ず発症するわけではありません。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- システマティックレビュー・メタアナリシス
- エビデンス強度
- メタアナリシス
- 掲載誌
- JAMA Pediatrics
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1001/jamapediatrics.2025.6105
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related生まれた季節と、乳児期早期のアトピー性皮膚炎(エコチル調査)
日本の「エコチル調査」の大規模データで、生まれた季節と、乳児期早期のアトピー性皮膚炎(湿疹)との関係を調べました。秋に生まれた赤ちゃんで湿疹が多い傾向が、生後6か月という早い時期から見られました。乾燥する季節に肌が育つことなどが関わる可能性があります。
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