ランダム化比較試験

乳児疝痛(コリック)と腸内細菌叢に対するLactobacillus acidophilusの効果:ランダム化臨床試験

Lactobacillus acidophilus for infant colic and microbiota modulation: a randomized clinical trial

どんな研究?

01 — Summary

コリック(ひどい泣き)のある乳児60人を対象に、乳酸菌(L. acidophilus NCFM)とプラセボを28日間比較したランダム化比較試験です。28日後の主要評価項目(泣き・ぐずりが50%以上減少した割合)は両群で有意差がありませんでした。14日時点では介入群でやや改善が見られましたが、多重比較補正後は有意ではありませんでした。腸内細菌の多様性は乳酸菌群でやや改善する傾向がありました。

要点

02 — Key points
  • 0128日後の主要評価項目(コリック症状50%以上改善)は乳酸菌群とプラセボ群で有意差なし
  • 0214日時点では乳酸菌群でやや改善が見られたが、補正後は有意ではなかった
  • 03腸内細菌の多様性は乳酸菌群でわずかに高く、Akkermansia属が増加
読むときの注意 / Limitations

参加者数が少なく(各群30人)検出力が限られます。使用した菌株(L. acidophilus NCFM)は他の試験で使われる株(L. reuteri DSM 17938など)と異なるため、結果を一般化できません。観察研究ではないため因果関係は示せますが、サンプルサイズ不足で結果の解釈には慎重さが必要です。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
ランダム化比較試験参加者を無作為に分けて比較する、信頼性の高い試験。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
ランダム化比較試験
エビデンス強度
ランダム化比較試験
掲載誌
BMC Pediatrics
発表年
2026
DOI
10.1186/s12887-026-06883-7
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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