小児・思春期の双子における睡眠時間の遺伝率:加速度計測定と保護者報告の比較
Examining the heritability of actigraphy-assessed and parent-reported sleep duration in a community sample of twins across childhood and adolescence.
どんな研究?
01 — Summaryアリゾナ双子プロジェクトの8〜13歳双子(388〜739人)を対象に、睡眠時間の遺伝的影響を加速度計(客観的)と保護者報告(主観的)で比較しました。加速度計で測定した睡眠時間は遺伝率が高く(h²=0.65〜0.75)、共有環境の影響は小さい一方、保護者報告では児童期から思春期にかけて遺伝率が上昇し(h²=0.19〜0.55)、共有環境の影響が低下しました。思春期が進むにつれ、主観的・客観的測定値は異なる側面を捉えるようになる可能性が示されました。
要点
02 — Key points- 01客観的に測定した睡眠時間は8〜13歳を通じて遺伝率が高く(65〜75%)、遺伝的影響が強い
- 02保護者報告の睡眠時間は思春期になると遺伝率が上昇し、共有環境の影響が薄れる
- 03主観的・客観的な睡眠測定は年齢とともに異なる側面を反映するようになる
双子デザインは遺伝・環境の分離に有効ですが、双子以外への一般化には限界があります。保護者報告による主観的評価には観察者バイアスが含まれる可能性があります。睡眠時間のみを対象としており、睡眠の質や日中の影響は検討していません。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 縦断的双子研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Sleep medicine
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1080/20008066.2026.2674492
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
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