メタアナリシス

出産前に母乳(初乳)をしぼっておくことの効果(システマティックレビュー・メタアナリシス)

Effects of antenatal breast milk expression on maternal and infant outcomes: a systematic review and meta-analysis

どんな研究?

01 — Summary

出産前のうちから母乳(初乳)をしぼって準備しておく方法(妊娠中の搾乳)が、その後の授乳に役立つかを、11件のランダム化比較試験(女性約1600人)をまとめて調べた研究です。この方法を行った母親は、産後に母乳が十分に出るまでの遅れが少なく、産後早い時期からの完全母乳もしやすい傾向がありました。母子の安全面で目立った問題はみられませんでした。

要点

02 — Key points
  • 0111件のランダム化比較試験(約1600人)をまとめたメタアナリシス
  • 02産後に母乳が十分出るまでの遅れが少なくなった
  • 03産後早い時期からの完全母乳もしやすい傾向
  • 04母子の安全面で目立った問題はみられなかった
読むときの注意 / Limitations

妊娠中の搾乳は、早産のリスクなどから慎重さが必要な場合があり、誰にでも勧められるわけではありません(とくに合併症のある妊娠では注意)。研究ごとに方法や対象が異なり、効果には幅があります。実施を考える場合は、必ず助産師・医師に相談してください。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
メタアナリシス複数の研究をまとめて分析。最も信頼性が高いとされる。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
システマティックレビュー・メタアナリシス(ランダム化比較試験のまとめ)
エビデンス強度
メタアナリシス
掲載誌
BMC Pregnancy and Childbirth
発表年
2026
DOI
10.1186/s12884-026-09299-4
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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