ADHD(注意欠如・多動症)における脳波の非周期性活動の発達的変化とデフォルトモードネットワークとの関連
The developmental shift in aperiodic activity and its link to the default mode network in attention-deficit hyperactivity disorder.
どんな研究?
01 — Summary6〜14歳のADHD児110名と典型発達の子ども100名を対象に、脳波の「非周期性成分」の発達変化を調べた観察研究です。ADHD群では年齢とともに通常みられる非周期性活動の低下が抑制されており、典型発達とは異なる発達軌跡を示していました。年齢による違いも見られ、幼い子(6〜9歳)では前頭部の異常が注意力や多動と関連し、思春期(10〜14歳)ではより広域の脳ネットワークの乱れが見られる傾向がありました。
要点
02 — Key points- 01ADHDでは脳波の非周期性活動の発達的変化が典型発達児と異なる
- 02年齢によってADHDの脳機能パターンが異なり、診断・治療の個別化に示唆を与える
- 03脳波の非周期性成分はADHDの病態を捉える新たな生体指標(バイオマーカー)候補
横断研究であるため、因果関係や経時変化は分かりません。サンプルサイズが比較的小さく、結果の一般化には限界があります。また薬物未使用のADHD児が対象であり、治療中の子どもへの当てはまりは不明です。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- 横断的観察研究
- エビデンス強度
- 観察研究
- 掲載誌
- Psychological medicine
- 発表年
- 2026
- DOI
- 10.1017/s0033291726104772
- 出典
- Europe PMC
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
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