メタアナリシス

絵本の読み聞かせは、子どもの言葉の力を伸ばす?(メタアナリシス)

The impact of shared book reading on children's language skills: A meta-analysis

どんな研究?

01 — Summary

大人と子どもが一緒に絵本を読む「読み聞かせ」が、子どもの言葉の発達にどれくらい役立つかを、多くの研究をまとめて調べた研究です。読み聞かせには言葉の力を伸ばす効果がみられましたが、その大きさは小さめで、これまで言われていたよりも控えめでした。とくに、比較相手にも別の活動をしてもらった厳密な研究では、効果はごくわずかでした。

要点

02 — Key points
  • 01読み聞かせと言葉の発達を調べた多数の研究をまとめたメタアナリシス
  • 02言葉の力を伸ばす効果はあるが、大きさは小さめ(g≒0.19)
  • 03厳密な比較をした研究では効果はごくわずか
  • 04やり方(対話的な読み方など)による差ははっきりしなかった
読むときの注意 / Limitations

効果が小さいことは「読み聞かせに意味がない」という意味ではありません。言葉の発達には家庭でのやりとり全体が関わり、読み聞かせは親子のふれあいの時間としても価値があります。研究によって方法や対象がさまざまで、結果にはばらつきがあります。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
メタアナリシス複数の研究をまとめて分析。最も信頼性が高いとされる。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
メタアナリシス(介入研究のまとめ)
エビデンス強度
メタアナリシス
掲載誌
Educational Research Review
発表年
2019
DOI
10.1016/j.edurev.2019.100290
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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