観察研究Preprint

母親の遅い帰宅・家族関係と子どもの非認知スキル:日本の青少年のエビデンス

Mother's Late Return Home from Work, Family Relationship, and Non-cognitive Skills of Children: Evidence from Japanese Adolescents

どんな研究?

01 — Summary

日本の全国規模の親子調査(4,757組)を用いて、働く母親の帰宅時間と子どもの非認知スキル(内的統制感)との関連を調べました。母親が午後7時以降に帰宅する家庭の娘は、自分で人生をコントロールできるという感覚が低い傾向がありました。息子については同様の関連は見られませんでした。家族関係の質がこの関連を一部媒介していることが示唆されました。

要点

02 — Key points
  • 01母親の7時以降の帰宅は娘の内的統制感の低さと有意に関連(息子では関連なし)
  • 02家族関係の質がこの関連を一部媒介する可能性がある
  • 03母親の就業状況よりも「帰宅時間」という具体的な要因に着目した点が新しい
読むときの注意 / Limitations

観察研究(横断に近い構造)のため因果関係は不明。プレプリントで査読前のデータ。帰宅時間は自己報告で測定誤差がある。他の家庭要因(父親の関わり・収入など)の交絡が残る可能性がある。

この研究の確からしさ

03 — Evidence
観察研究ある時点の関連を調べる研究。関連=原因とは限らない。

書誌情報

04 — Reference
研究デザイン
横断研究(全国調査)
エビデンス強度
観察研究
掲載誌
Research Square
発表年
2023
DOI
10.21203/rs.3.rs-2513219/v1
出典
OpenAlex

この研究が関わる疑問

05 — Questions

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