疑問 / Question

臍帯を遅く切る(遅延クランプ)と、赤ちゃんの貧血予防によい?

臍帯を生後2分以上経ってから切ると、早めに切る場合と比べて生後3〜4か月の貧血が少ない傾向が日本でのランダム化比較試験で示されています。ただし単施設の1件のRCTであり、さらなる検証が必要です。

結論の向き
おおむね支持される
根拠の確実性(GRADE簡易)

質の高い研究(RCTまたはRCTのメタアナリシス)を含むため中程度とした。

エビデンス・マップ
支持 1・中立 0・否定 0(全 1 件)
研究の質 ↓
否定
中立
支持
質:高い
質:中
質:低い

● は研究1件。上の段ほど質の高い研究です。色は支持効果なし・中立否定を表します。

この疑問を支える研究(質の高い順)

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思春期の腸内細菌(マイクロバイオーム)は、心臓や代謝の健康と関係する?

まだ研究が少なく、はっきりした結論は出ていません。今後の研究で変わる可能性があります。詳しくは各研究をご覧ください。

根拠はまだ不十分

子どもの肉・魚・卵・乳製品(動物性食品)の摂取量は、世界的にどのくらい?

世界185か国の調査では、子どもの動物性食品(肉・魚・乳製品・卵)の平均摂取量は1日約1.9サービングで、推奨の3サービングに届いていないことが報告されています。地域・都市化・親の教育水準による格差も大きく、特にサハラ以南のアフリカでは改善が進んでいません。摂取量の記述的なデータであり、発育への因果関係はこの研究では検討されていません。

根拠はまだ不十分

母乳に含まれるホルモンや生理活性物質は、赤ちゃんの発育と関係する?

小規模な観察研究では、母乳中のオキシトシンとインスリン様ペプチド3(INSL3)の濃度が新生児のBMI・身長・頭囲と正の相関を示しており、母乳中のホルモンが発育に関与する可能性が示唆されています。ただし60人の観察研究であり、因果関係は示せず、現時点では予備的な知見にとどまります。

おおむね支持される

子どもの水分補給(飲水量)は、親の習慣と関係する?

米国の親子729組の横断研究では、親の飲水量・砂糖入り飲料の摂取量がそれぞれ子どものそれと正の関連があり、親が脱水傾向のとき子どもも脱水傾向になりやすいことが示されました。横断研究であり因果ではなく、子どもの約80%が飲水ガイドラインを満たしていないことも報告されています。

おおむね支持される

へその緒を切るタイミング(遅延臍帯クランプ)は、赤ちゃんの貧血を防ぐ?

現時点では研究が1件(プレプリントのRCT)のみで、4か月時点のヘモグロビン値に有意差はみられず、はっきりした結論は出ていません。今後の研究で変わる可能性があります。詳しくは各研究をご覧ください。

根拠はまだ不十分