臍帯クランプの時期が日本の正期産児の乳児期早期貧血予防に与える効果:ランダム化比較試験
Effects of timing of umbilical cord clamping on preventing early infancy anemia in low-risk Japanese term infants with planned breastfeeding: a randomized controlled trial
どんな研究?
01 — Summary日本の低リスク正期産児を対象にしたランダム化比較試験で、臍帯を遅く(生後2分以上)切ると、早く(30秒以内)切る場合と比べて、生後3〜4か月時点の乳児の貧血発生率が低い傾向が示されました。母乳育児を予定していた乳児で遅延臍帯クランプの貧血予防効果が示された研究です。
要点
02 — Key points- 01遅延臍帯クランプ群では生後3〜4か月時点の貧血が少ない傾向(主要評価項目)
- 02生後早期の黄疸については両群に有意差なし
- 03母乳育児予定の正期産低リスク乳児において遅延クランプの有益性を支持する結果
単施設のランダム化比較試験で規模は限定的。日本人乳児に特化しており、国際的な一般化可能性は要確認。
この研究の確からしさ
03 — Evidence書誌情報
04 — Reference- 研究デザイン
- ランダム化比較試験
- エビデンス強度
- ランダム化比較試験
- 掲載誌
- Maternal Health Neonatology and Perinatology
- 発表年
- 2021
- DOI
- 10.1186/s40748-021-00124-4
- 出典
- OpenAlex
この研究が関わる疑問
05 — Questions関連する研究
06 — Related母乳育児を予定した日本の正期産児における臍帯クランプのタイミングと乳児期早期の貧血予防:ランダム化比較試験(プレプリント)
日本の正期産児138人を対象に、臍帯クランプを遅らせる(分娩後1分以上)と早めに行う(15秒以内)場合を比較したランダム化比較試験です。4か月時点のヘモグロビン値には統計的な差はみられませんでしたが、生後3〜5日目のヘマトクリット値は遅延クランプ群で有意に高い傾向がありました。黄疸の指標は両群で変わりませんでした。
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