てんかんのある子どもは、睡眠の問題を抱えやすい?
てんかんのある子どもは、健康な子どもに比べて睡眠の乱れや睡眠時無呼吸のリスクが大幅に高い傾向が報告されています。特に直近に発作が起きた子でリスクが高まることが示されています。ただし現在は1件の症例対照研究のみであり、因果関係の確認には至っていません。
単一施設の症例対照研究1件(サウジアラビア、n=250)。観察研究のため因果関係は示せず、サンプルサイズも比較的小さく他地域への一般化も限定的。確実性は「低い」とした。
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自閉スペクトラム症(ASD)の子どもは、睡眠の問題を起こしやすい?
ASDの子ども・青少年の約60%に睡眠障害がみられるとするメタアナリシス(22研究、3,771人)があります。スクリーン暴露・添い寝・ASDの重症度・行動問題などが関連因子として特定されており、定型発達児より睡眠に問題が生じやすい傾向は研究間でおおむね一致しています。ただし観察研究のまとめのため因果関係は不明で、確実性は低めです。
身体活動や睡眠の習慣は、子どもの学校欠席と関係する?
日本の小学1年生を追跡した研究では、女子で週3日以上の身体活動と良質な睡眠を6日以上取ることが、年10日以上の欠席リスクを下げる傾向がみられました。ただし単一の観察研究であり、単一校区のデータのため一般化には限界があります。
おくるみ(スワドリング)は、赤ちゃんの睡眠によい?注意点は?
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行動的な寝かしつけの工夫は、赤ちゃんの睡眠の問題を改善する?
就寝のお決まりの流れを整える、ひとりで眠りにつく力を促すなど、行動的な寝かしつけの工夫は、赤ちゃんの睡眠の問題を改善し、母親の気分の落ち込みも減らすと、複数のランダム化比較試験で示されています。方法に唯一の正解はなく、子どもの月齢・気質に合わせることが大切です。
母乳育児は、赤ちゃんの睡眠と関係する?
母乳で育った赤ちゃんは、1歳のときに睡眠時間が短くなりにくいという大規模な報告がある一方、母乳の回数が多いほど睡眠の質はやや低めという小規模な報告もあり、結果は一致していません。いずれも観察研究のため因果とは言えず、母乳・ミルクの選択は家庭の事情によるもので優劣を決めるものではありません。