就学前の子どもはWHOの「1日の動き方」のガイドラインをどれくらい満たせている?
就学前の子どもを対象にしたエクアドルのパイロット研究では、WHOの身体活動・睡眠・スクリーンタイムの3基準すべてを満たした子どもはわずか11.8%にとどまりました。ただし単一国(主に都市部)・108人の小規模研究であり、日本の就学前児に直接当てはめることはできません。国際比較を含む大規模な研究が今後必要とされています。
観察研究や少数の研究が中心のため、確実性は低めとした。
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乳幼児の「24時間の生活習慣(身体活動・睡眠・スクリーン・食事)」の目標はどう考えればよい?
アジア太平洋19か国の専門家が策定したコンセンサスガイドラインでは、5歳未満の乳幼児に対し「身体活動・睡眠・スクリーン時間・食事」を24時間単位で統合して考えることを推奨しています。早い時期から体を動かし、十分な睡眠を確保し、スクリーン時間を抑えることが健やかな発達と将来の生活習慣病予防につながるとされています。ただしこれは専門家合意であり、個々の推奨の根拠の強さは項目によって異なります。
親向けのアプリやデジタルサービスは、0〜5歳の子どもの睡眠・運動・栄養習慣をよくする?
まだ研究が少なく、はっきりした結論は出ていません。今後の研究で変わる可能性があります。詳しくは各研究をご覧ください。
スマホ・SNSを使った保護者向けの働きかけは、幼い子どもの生活習慣(睡眠・食事・運動)を改善できる?
中国の保護者を対象にしたランダム化比較試験では、SNS(WeChat)を通じた12週間のeHealth介入により、未就学児の睡眠時間・質の改善と野菜・果物摂取量の増加が見られました。効果の大きさは中程度で、長期的な効果の検証はまだ不十分です。
運動・スクリーンタイム・睡眠の推奨ガイドラインを守ることは、子どもの生活の質(QoL)によい?
運動・スクリーンタイム・睡眠の推奨ガイドラインを守る子どもほど、青少年期の生活の質(QoL)が高い傾向が縦断研究で報告されています。ただし観察研究であり、ガイドライン遵守がQoLを高めるという因果関係は確認できません。ガイドラインをすべて守れている子どもの割合は年齢とともに大きく下がることも示されています。
保育施設での外遊びや昼寝を妨げている環境要因には、何がある?
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